中野区南中野地域包括支援センター
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最新情報

ブログ 2017/03/17 14:51

老衰とはなにか?

日本の平均寿命は現在どのくらいなんでしょうか?

2012年時点で83歳だった平均寿命

包括で働いていると、元気な80代はもう当たり前!元気な90代もたくさんおられて頭が下がるばかりです。

中には自分で90を過ぎてから運動を始めたい!と活動される方もいらっしゃいます。

いつまでも元気を心がけて過ごせることはいいことですね。見習わなくては!

一方で、自然な年のとりかたも頭も片隅においておいて欲しいと思います。

人間は、生まれてきた以上、いつか必ず死が訪れます。

それは、避けられることではないですが恐怖しておびえるものでもありません。

『生まれるのも日常、死ぬのも日常』なのです。

生まれてすぐ赤ちゃんの時には、1日17時間くらい寝ますが、これはみなさん自然なこととして受け止めますよね。

だんだんと成長して、活動量が増えてきて、青年期にはバリバリ働いて睡眠時間が少なくても動ける、働けるようになります。

いつの間にか年を重ねて壮年期、老年期になると、20代30代の頃のように体が動かなくなったり、疲れやすくなったりします。

自然と活動量が落ちてきて、自然と睡眠時間が長くなってきます。動くのも億劫になってきますね。

気力で運動したり元気で若々しくいたい!と努力する分にはいいことですし、仲間と笑い会って活動するのもいいことです。

80代、90代になって人生の夕暮れ時になってくると、自然と食事の量が減ってきます。

それと同時に活動量も減ってきて、ジーっとしている時間や横になって過ごす時間、うとうと寝て過ごす時間が増えてきます。

これは、怠けているのではなくて体が求めてそうなってくるのです。

とくに入浴は、とても体力を使います。心臓もバクバク頑張らねばならないし、全身の血液も全速力で駆け回りますから息も切れ、入浴が終わったら動けない状態になる高齢者も多いです。脱水症状にもなりやすいです。

でも、それが自然な体の変化なんです。

無理に動けと怒っても体がつらいのです。

人生を90年重ねてきて、『まだ頑張らなくてはいけないのか』『迷惑をかけて、生き過ぎてしまった。。。』とつぶやく方に

なんと声をかけますか?

人生の質QOL(くおりてぃー・おぶ・らいふ)が叫ばれる中、医療だけでなく介護にも本人の自由意志があっていいのではないでしょうか?

若いうちにどうぞ考えてみてください。

あなたは、いくつまでがんばりますか?

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